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- 採用活動で注意すべきこと
1 採用
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- 採用のときには、聞いてはいけない事項や、調査してはいけない事項があります。
- 家族状況(母子家庭で育ったかどうか)等、応募者の適性・能力とは関係ない事柄については採用試験のときには聞いてはいけない。調査してはならないとされています。 具体的な質問の適否は以下のとおりです。 公正な採用選考の基本|厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/www2/topics/topics/saiyo/saiyo1.htm
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就職差別につながるおそれのある不適切な質問の例 | 大阪労働局
https://jsite.mhlw.go.jp/osaka-roudoukyoku/hourei_seido_tetsuzuki/shokugyou_shoukai/hourei_seido/kosei/futeki.html
2 最高裁判例
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- 最判昭和48年12月12日の三菱樹脂事件は、「企業には、どんな人を採用するか自由であるから、特定の思想信条があることを理由に採用しなくても当然には違法ではない。」とした判例であると紹介されています。
- しかし、厚生労働省は、「危険な思想を持っている等でない限り、本来どんな思想をもっているかは自由であるから、宗教や思想について不利益に扱ってはらない。」と注意を呼び掛けています。
- 昭和48年の判例は40年近く前の判例です。したがって、判例変更の可能性は十分になると考えてよいでしょう。
3 対策方法
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- してはいけない質問は一通り勉強しましょう。
- 不適切な基準で採用しても、その問題が顕在化することはありません。したがって、そこまで注意する必要はありません。
- 採用された人は文句を言いませんし、採用されなかった人に不採用の理由を説明することないからです。
- 採用試験のときに、一方の面接官が不適切な発言をしたら、、別の面接官が「それセクハラです。」と軽く注意すればよいという程度でよいと思います。
4 大事なこと
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- 一旦、採用(内定)を出すと、企業として大きな責任を負うことになります。会社に合わない社員を採用すると両者とも不幸になります。
- 面接官は言葉を選んで、聞きたいことを聞けないのでは意味がありません。できるだけ、いつもどおり、話して採用希望者の人柄を知るように努めるべきだと考えます。