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- リファレンスチェックの進め方
1 リファレンスチェックの流れ
- リファレンスチェック実施の説明をする。採用担当者が候補者にリファレンスチェックの説明をし、承諾を貰います。
- 候補者に承諾してもらう内容は以下のようなものが挙げられます。
・前職の方などから候補者の情報を提供してもらうこと
・リファレンスチェックの実施目的
・候補者自身から依頼者(推薦者)に対して、リファレンスチェックでの情報提供について説明し、同意を取り付けること
- 依頼者(推薦者)の連絡先を教えてもらう。候補者から依頼者(推薦者)に、採用担当者に電話番号やメールアドレスなどを共有することを説明してもらい、同意が得られたら依頼者(推薦者)の連絡先を教えてもらう。
- 依頼者(推薦者)に連絡をして日程調整をする。依頼先(推薦者)も急なリファレンスチェックに応じるのは難しいことが多いです。
依頼者(推薦者)と日程調整をしリファレンスチェックを実施する日時を決めます。
- 質問を決める。リファレンスチェック実施までに、経歴や実績の内容に虚偽がないかの確認や人物像やスキルを図る質問を用意します。
- リファレンスチェックを実施する。予定日時に依頼者(推薦者)へ連絡し、事前に決めた質問内容を聞きリファレンスチェックを実施します。
- レポートにまとめる。最後にリファレンスチェックで実施した内容をレポートとしてテキストにまとめます。誰に実施したのか・質問内容・回答結果・総評をまとめます。レポートは採用に関係した人に共有し、採用判断をします。
- 以上がリファレンスチェックの流れになります。では実際にどのような質問をすればよいでしょうか?
2 質問内容について
- リファレンスチェックの質問内容は、大きく分けて3つです。
・勤務関連→在籍期間の確認や実績などの書類や面接の内容に虚偽がないかの確認をします。
・人物像→コミュニケーション能力やどのような性格かを関係性のある第三者に確認することで、面接の限られた時間では分からない人物像を知ることができます。
・スキル→一緒に働いた第三者にしかわからない長所・短所やマネジメント能力などを確認します。入社後に、求めていたスキルが不足していたというようなミスマッチの軽減が目的となります。
3 リファレンスチェックを拒否・辞退された時の対処法
- 候補者及び依頼者にはリファレンスチェックを拒否する権利があります。
- リファレンスチェックを拒否・辞退された場合にできる対処方法は下記の3つがあります。
・別の推薦者に連絡する
・時間を置いて改めて依頼する
・リファレンスチェック用のツールを使う
4 まとめ
- 現在、リファレンスチェックを専門的に行っている会社は数多くあります。
- 導入障壁こそ低いですが、上記のように手順はどうしても多くなってしまうため
業者に委託する方が効果的で効率的だと言えます。
- 次回は、リファレンスチェックと対比される「バックグラウンドチェック」
について述べていきます。